化粧品の成分表を見るとトコフェロールという成分名を見ることがあります。
トコフェロールとはビタミンEのことです。
トコフェロールは、米や小麦の胚芽油、ナッツ類、アボカド、うなぎなどに含まれ、水には溶けない脂溶性ビタミンです。
トコフェロールは、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ作用を持っているので、脂分が使われている化粧品などの安全な酸化防止剤として使われます。
肌表面に発生する肌老化の原因である活性酸素除去に役立つと考えられています。
抗酸化作用があるトコフェロールは、若返りビタミンとも呼ばれています。
トコフェロールは自然界ではα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)の4種類が存在していますが、最も抗酸化力が強いのはα-トコフェロールです。