むくみの原因と解消方法
むくみやすいのは目のまわりとフェイスラインです。
塩分や水分、アルコールをとりすぎると、毛細血管から細胞と細胞の間に水分がにじみ出て、むくみを引き起こします。
血液は心臓から動脈を通って身体のすみずみに運ばれ、静脈を経て心臓に戻るのですが、加齢により血液を心臓に戻すポンプ機能が弱まると、血液の流れが悪くなり、むくみやすくなるのです。
特にむくみやすいのが目のまわり。目元は皮膚が薄く、目ののまわりに隙間があるため、ここに水分が溜まってしまうのです。
むくみの原因は塩分・アルコールのとり過ぎ
塩分・アルコールのとり過ぎで血管の外に水分が出てむくむことがあります。そんなむくみの対策として効果的な方法は、次の3つ。
- カリウムを摂る
- 温冷タオルで血行促進
- 湯船につかっての入浴
すいか・バナナ・キウイでむくみ解消
塩分には血管の中で水分を取り込む性質があるため、塩分の多い食事やアルコールを摂りすぎると、水分を溜め込んでむくみを引き起こします。
そんなときは、尿と一緒に塩分を排出する作用があるカリウムを摂るのが効果的です。すいかやバナナ、キウイなどに含まれるので、朝食に取り入れてみましょう。
また、朝起きたらむくんでいた、というときには、温冷タオルを交互に当てたり、朝から湯船につかり、全身の血行を促すのもむくみ対策には有効です。
心臓のポンプ機能が弱まることによってむくむ
年齢がが進むにつれ、心臓から送り出された血液を戻すポンプ機能は弱まります。すると、血液の流れが悪くなり、足や手、顔といった、体の末端がむくみやすくなってしまうのです。
男性にくらべて筋肉量の少ない女性は、むくみやすいといわれています。運動不足の人はウォーキングなどを取り入れて、筋肉をつける努力をしましょう。
筋力が上がると全身にある筋肉のポンプ機能が働き出し、血の巡りがよくなってむくみが改善されていきます。筋肉をつけて血の巡りのいい、むくみにくい体を作りましょう。