ジェンティール化粧品は自然農法生まれ
無添加スキンケア化粧品ジェンティールの開発にあたってのコンセプトは"自然農法"です。
そしてこの"自然農法"というコンセプトは化粧品という1アイテムを超えて、株式会社高橋剛商会のあらゆるプロジェクトのポリシーです。
ジェンティール化粧品の基本姿勢
無添加スキンケア化粧品ジェンティールのコンセプトでもある自然農法という栽培方法による原材料は限られておりおりますので、ジェンティール化粧品用の植物発酵エキスは大量生産できません。
自然農法栽培の原材料が手に入らなくなった時は?
確保できる分しか、無添加スキンケア化粧品ジェンティールを作りません。
代替の原材料を使うことはありません。
これが、無添加スキンケア化粧品ジェンティールの基本姿勢です。
自然農法の弱点
ジェンティール化粧品がこだわる、この自然農法にも弱点があります。
そう大量生産ができないのです。
もちろん志を同じくする仲間が増えてくれば、自然農法全体での生産量は上がってくるでしょう。
でも現状は、自然農法を実践されている生産者の高齢化はとどまるところを知らず、農村の過疎化、若者の農業離れは加速しているようです。
ジェンティール化粧品が自然農法にこだわる理由
1:高品質な化粧品は強い生命力を持つ植物から生まれる
スキンケア化粧品としての素材の良さとは、安心・安全だけでは不十分。
植物が本来持つ力強い生命力こそが、無添加のスキンケア化粧品を際立たせる 。
ジェンティール化粧品は、お客様の肌のためのスキンケア商品を生産し、提供して生業をたてています。ですから第一に考えなければならないのは、提供する商品の"品質"です。
ジェンティールはスキンケア化粧品ですから、肌につけお客様の肌に直接影響を与えるものです。
だから、大前提にはもちろん安心・安全があります。
でもこれだけではちょっと"消極的な品質"です。
大切なのはこの自然派無添加スキンケア化粧品ジェンティールがお肌に負担をかけず、使い続けることで肌環境が活性化し肌がイキイキする、という"積極的(ポジティブ)な品質"
私たちは、そんなポジティブな品質のスキンケア化粧品は、自然農法の中で鍛えられた植物がもつ、生命力が生み出すものだ、と考えています。
2:自然農法は環境を守り育てる
本来日本の伝統的な農業は、循環型農業と言われ、生産地の生産力を枯れさせること無く、永続させていくことができる、優れたものでした。
(明治初年に日本を訪れたヨーロッパの農学者は、皆賛嘆の声を惜しみませんでした)
ところが、1960年代の高度経済成長期以降、日本の農業は循環型"自然農法"を捨て、大量の化学肥料と農薬を投下し、機械化可能な土地に農地改良を進め、様々な作物を生産する多品種栽培から、単一作物の大量生産へ移行し、挙句の果てに、農業自由化によって、国内農業を抹殺するところまで、変貌してきました。
この結果、自然と人間の営みの調和を作り出してきた農村環境は疲弊し、ギブアップ寸前になっています。
自然農法は、この"農業近代化"の歩みを一旦止めて、もう一度、日本の現状の中で可能な循環型農業を再生し、農村環境を守り育てていく、現実的な方法です。
3:自然農法は生産者の創造力を育む
さらに言えば、"自然農法"は経験と伝統に支えられた、技術です。
近代化した農業は、兼業農家を前提とし、ノウハウと時間は金で買える、という思想を農業にもちこみましたが、同時に豊かな農業技術の多くが、伝承されず消えかかっています。
自然農法は、様々な技法を伝統として受け継ぐと同時に、気候変動や環境変化を察知し、リスクを回避する知恵を育て、変化に対応する創造力を養う、人材育成農法でもあります。
以上、3点が自然派無添加スキンケア【ジェンティール化粧品】が自然農法にこだわる理由です。