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マカデミアナッツ油とは
マカデミアナッツ油は、オーストラリア原産で、ハワイで多く生産されているマカデミアナッツの実を搾ったオイルで、肌荒れや、シミ、シワなどアンチエイジングの強い味方になるパルミトレイン酸を豊富に含むオイルです。
皮脂や体内脂肪の重要な成分であるパルミトレイン酸は、心筋梗塞、動脈硬化、脳血管の疾患、胃の疾患などを予防するほか、年齢を重ね、特に30歳を過ぎると分泌できる量がどんどん少なくなっていくために、この減少が老化と深く関わっているとされています。
マカデミアナッツ油は、この貴重なパルミトレイン酸を全脂肪の20％以上含むことから、細胞の再生に大きな役割を果たし、食用にすると、胃腸の粘膜に過酸化脂質が及ぼす悪影響を防ぐ作用があるので、胃潰瘍などの予防にもなると言われています。同じような効果を、皮膚の細胞の再生に対しても持つことから、シワ防止，シミの改善、サンケア用の美容オイルや自然派化粧品に配合されることが多いようです。
食用のマカデミアナッツ油は、ハワイ産やオーストラリア産のものが入手可能です。オレイン酸とパルミトレイン酸が主成分で酸化しにくいため、冷暗所に保存すれば約半年は持ちます。
ただ、マカデミアナッツをローストのような前処理を施したものは、スキンケアには向きませんので、スキンケアに食用のものを使いたいなら、生の木の実をそのまま圧搾した製法のものを選ぶようにしましょう。ただし、ローストせずに搾った食用のマカデミアナッツ油は、人によってはガソリンを連想させるかのような特殊な香りがあることが少なくありません。直接肌にぬって美容オイルとして使う場合は、食用のものにくらべると値段は張りますが、アロマテラピー用や化粧用のマカデミアナッツ油の方が相性がいいと思われます。
マカデミアナッツの実をそのまま食べて、パルミトレイン酸を自然な形で取り入れることも美容と健康につながります。ハワイのおみやげにいただくマカデミアナッツチョコレートなどは、食べ過ぎますとあっという間にカロリー過多となってしまいますので、ご用心！内側からも外側からもアンチエイジングのスキンケアをする上でマカデミアナッツ油は強い味方になりますので、ご自分の好みのタイプのマカデミアナッツ油を見つけ、上手に使ってみてください。
