無添加スキンケア化粧品 トップ - 化粧品関連用語集 - パンプキンシード油とは
パンプキンシード油とは
パンプキンシード油は、西洋かぼちゃの種から採取され、とびきり美味で、肌のバランスを整えてれるオイルです。パンプキンシード油には、健康な体と美しい肌にとって必要なオレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸といった脂肪酸をバランスよく含み、ビタミンA、B群、C,D,E,Kのほか、亜鉛、カルシウム、マグネシウムといった各種ミネラルも豊富に含んでいて、最も栄養的に優れたオイルのひとつとされています。
ヨーロッパでは昔から、医薬用にパンプキンシード油が使われてきた歴史が長いのですが、今でも複数の国では、粘膜の炎症にいいこと、有効なアミノ酸を多く含むことから、消化器系や歯茎、膀胱の不調を整えたり、前立腺肥大の予防や治療のために、医療従事者がパンプキンシード油を処方するという形でも使われています。
パンプキンシード油は、見た目は緑がかったダークブラウンで、その色からは粘りのある濃いオイルのような印象を受けますが、脂肪酸の構成バランスから、しっかりとした保湿力を持ちながら、実際には、肌につけてみるとさらりとしていてのびのよいオイルです。ただ、美容オイルとして使うには、ちょっと色が濃すぎるので、スキンケアオイルとして使う場合は、湯船に入れてバスオイルとして使ったほうがよいかもしれません。
パンプキンシード油はデリケートなオイルですので、開封後は冷暗所で保存し、季節によって異なりますが、2~3ヶ月で使い切るようにしましょう。または、冷蔵庫での保存をおすすめします。きちんとふたを閉めて冷蔵庫で保存すれば安心です。ただし、低温保存をするとオイルに含まれる沈殿物が固まることもあるので、使用前によく振り、少し常温になじませてから使うようにするとよいでしょう。