運動不足は健康と美容の大敵

2024年5月25日 2024年5月25日

shu16

健康であるためには、食べる・動く・寝る、この３つが大切になります。ところが、最近の女性は、残念ながらこのうちの”動く”をないがしろにしているようです。

3つの要素のうち、どれが欠けても健康にはなれません。それはすなわち、美肌も遠のいてしまうということ。最近は、パソコンを使う仕事が主流となり、1日の大半を座りっぱなしで過ごす女性が増えています。

そこで、運動不足が招く体への影響を考えてみましょう。まず挙げられるのが血行不良による頭痛、肩こり、腰痛などがあります。さらに、むくみや冷え。そして、便秘になる人も多いようです。体を動かさずに、頭だけを使っているので、不眠にも陥りやすく、気分も沈みやすくなると言われています。

健康面だけでもこれだけの悪影響があります。これを美容面で考えると、血行の悪化で、くまができやすくなり、むくみからセルライトができることも。そのほかにも、不眠症ぎみになるとストレスがたまり、ニキビや肌あれになりやすいのです。

体を動かさない、ということが肌にとってさまざまな弊害があることがおわかりいただけだはずです。これらを防ぐには運動がいちばんです。

健康を維持するのに運動は欠かせません。筋肉を動かすことで血液やリンパの流れを改善し、栄養や酸素を体のすみずみまで送り届け、余分な脂肪や老廃物を排出します。

また運動することで成長ホルモンが分泌され新陳代謝も活発になり、肌のターンオーバーを整え、バリア機能を正常に働かせることになります。

その他、運動で汗をかくことによる美肌効果や、筋肉がつくことによる基礎代謝アップなど、さまざまな美容効果が期待できます。

化粧品を変えたり、お手入れ方法を変えたりしていないのに、最近なんとなく肌の調子がイマイチ、とお思いのあなたは運動不足かもしれません。

毎日忙しさに追われていると、ついつい運動することが疎かになってしまいがち。でも、運動といっても、お金を払ってスポーツジムに行ったり、道具をそろえたり、水泳をするなど特別なことをする必要はありません。日常生活の中で、無理なく体を動かし、そして続けることが大事なのです。

運動の目安は毎日15分程度。ウオーキングやストレッチを行い、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うなど、体を動かす機会を増やしましょう。まずは、普段の生活の中で、今すぐ始めることができて、続けることができそうな運動からスタートしてみましょう。