食物繊維を摂って便秘解消

多くの女性が便秘に悩んでいます。便秘を放置していると、体内に有害物質がたまって、腸内環境を悪化させます。有害物質が血液に取り込まれ、肌に届くと、血行不良などを引き起こし、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。

美肌つくりの大敵である便秘を解消するには、食物繊維を充分に摂ることが大切です。

食物繊維が多く含まれ、腸を刺激し、排便を促すものとして、あずき、くわい、ごぼう、にんにく、さつまいも、さといも、セロリ、納豆、おから、たけのこ、れんこんなどがあります。

食物繊維を多く含む食品

腸を刺激し、排便を促してくれる食物繊維を多く含む食材トップ10(使用量目安別含有量)を紹介します。

  1. アボカド(二分の一個) 3.7g
  2. 納豆(1パック) 3.4g
  3. ごぼう(三分の一本) 3.4g
  4. おから(30g) 2.9g
  5. ひじき(5g) 2.2g
  6. カレー粉(6g) 2.2g
  7. 切り干し大根(10g) 2.1g
  8. わかめ(5g) 1.8g
  9. あおのり(3g) 1.2g
  10. 干ししいたけ(2個) 0.8g

すぐに作れる便秘に効果的な食べ物

ヨーグルト寒天

ヨーグルトに寒天を加えたデザートは善玉腸内細菌を育成します。

焼きバナナ

バナナに含まれているオリゴ糖が焼くことにより増え、それがビフィズス菌のエサとなり増殖し、バナナに含まれている食物繊維が排便力を助けてくれます。

ねばり具材入納豆

納豆、めかぶ、オクラを一緒に混ぜて食べます。めかぶにはアルギン酸やフコダインなどの食物繊維が含まれています。オクラのねばり成分には多糖類以外にも「ペクチン」という食物繊維が含まれており、これには整腸作用もあり、下痢・便秘も防いでくれます。

糖質オフダイエットは便秘になりやすい

糖質オフダイエットを試されたことのある人は多いのではないでしょうか。

糖質オフダイエットですから、炭水化物の摂取を減らし、肉類を多く摂ることになります。当初は少しずつ体重は減少しますが、その後に排便障害が出現し、次第に便秘の症状が強くなり、毎日下剤を服用しないと排便が不可能になるケースもあるようです。

そもそも、食物繊維は糖質にくっついて炭水化物をつくりあげている成分ですので、厳格な糖質オフダイエットを実践すれば食物繊維の摂取量が激減し便秘になるのは当然のことなのです。