無添加スキンケア化粧品 トップ - 化粧品関連用語集 - オリーブオイルとは
オリーブオイルとは
オリーブオイルは、何千年も前から、地中海地方や中近東で、食用、医薬用、美容用に使われてきた歴史のあるオイルで、オレイン酸とスクワレン効果で「保湿の王様」とも呼ばれています。日本でも小豆島などで生産されています。
オリーブオイルは、多くの人にとってスキンケアの基本となり得る理由を2つも持っています。
その第1が、全脂肪酸のうち、肌を潤す大事な成分となる「オレイン酸」を70%以上も含んでいて、そのために、濃厚で豊かな保湿力を持っていること。
第2に、皮脂を構成しているもう一つの大事な保湿成分である「スクワレン」を含んでいることです。オリーブオイルは、スクワレンのとても貴重な源です。
丁寧に作られた上質のエキストラバージンオリーブオイルは、そのまま、クレンジングオイルやバスオイル、美容オイル、ヘアオイル、美容クリームやボディクリーム、ハンドクリームなどの材料としてスキンケアに使うことのできる品質のものも数多く、化粧用オイルより、値段もリーズナブルであることが多いです。腕の内側などにつけて半日ほど様子を見るパッチテストをして、自分の肌との相性、安全性を確かめてからお試しください。
「化粧用」として販売されているエキストラバージンオリーブオイルは、化粧用の基準に従って洗浄、濾過の上に、脱臭、脱酸をしていることもあり、食用のものより保湿力と使い心地がやや軽めになっています。人によっては、こちらのタイプのほうが肌とは相性のいいこともありますので、オレイン酸とスクワレンのスキンケア効果をどうしても取り入れたい場合で、食用のエキストラバージンオリーブオイルの中に相性位のいいものを見つけられなかった場合には、ぜひ試してみるといいでしょう。また、薬局で「局法オリブ油」(日本薬局方で定められた医薬品)を手に入れることもできます。
ピュアオリーブオイルはバージンオイルを精製したものが主体ですが、精製オリーブオイル自体が圧搾法による一番搾りでないことも多いので、直接肌につける美容オイルとしてはあまりおすすめできません。