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ローズヒップ油とは

ローズヒップ油とは、ローズヒップという、野生のバラの実(種)から採れるオイルです。

南米か北欧が主産地で、ヨーロッパでは古くから切り傷や、やけどの民間治療薬として使われてきました。細胞再生効果、しわの防止、しみのできた肌の回復などに効果があるとして、特にチリでは愛用されているようです。

皮膚の炎症やしわ防止、しみの回復に効果があるのは、健康な肌の新しい組織を生み出すのに不可欠な必須脂肪酸である「リノール酸」を44%と、特に不足しがちな「α-リノレン酸」を35%も含むということが決め手です。その脂肪酸の構成バランスは、ククイナッツ油とよく似ています。そのまま美容オイルやバスオイルとして使える他、トラブル肌用のクリームやマッサージ用のオイルの材料としても使えます。

ローズヒップ油のように、効果が高いけれどデリケートで酸化しやすいオイルには、酸化に強いホホバオイルやオリーブオイル、椿油などとブレンドして美容オイルにし、それぞれのスキンケア効果を取り入れながら、同時にオイルの寿命も延ばすといった使い方もできます。

ローズヒップの実(種)には、レモンの20倍とも言われるほど豊富なビタミンCが含まれていて、風邪薬や天然ビタミンCのサプリメントの原料となっているほどです。天然ビタミンCを普段の生活でたくさん取り入れれば入れるほど、美しい肌づくりに直結します。